えむかえ繭玉って何?

  • どんな形してますか?

まんまるです。発泡スチロール製のボールに、色とりどりの縮緬や古布をカッターや平目打等を使って木目込んだ飾り球です。現物を見てもらうのが一番判りやすいかな。軽いです。芯材は発泡スチロールですし、覆っている布も厚めの生地はめったに使いませんから。こんな感じです。→
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  • どこに行ったら見れますか?

長崎県佐世保市の江迎町に来てください。専門のお店も数件あります。私の作品は、潜龍酒造株式会社のショップスペースに常時、展示しています。

  • 誰でも作れるんですか?

what_02_250_180根気の要る作業ですが、比較的簡単に誰でも始められます。 一個が上手く出来るとだんだん欲が出てきます。次はもう少し複雑な絵柄に挑戦してみよう、もっと大きなものを作ってみようと夢は膨らんでいきます。 出来上がった作品は柳に吊るしたり、紐を使って数珠繋ぎにしたり、竹串を使って串飾りにしたりといろいろな飾り方のバリエーションがあります。 多くの芸事がそうであるように、始めるのは簡単ですが、良い物を作るには、沢山作ってみること、時間をかけて生地の色合いや柄を組み合わせること、などが必要になってきます。

  • 昔からあるものなんですか?

what_temari_270_180これが一番難しい質問です。「手まり」をご存知ですか。四国や関東以北で愛好された手芸です。端切れを丸めて、その上に糸をぐるぐる巻きつけ芯材を作り、さらにその上に糸を巻きつけてできるものです。これ、形がよく似ているし、作る動機がほぼ同じなんで、親戚みたいなものだと思っています。これは、数百年の歴史があります。
で、結局どうなの?となります。「えむかえ繭玉」は平成12年に誕生しました。「何だ、新しいのか」とガッカリされた方いらっしゃいますよね。上で「親戚」って書いたでしょ。芯材が糸だまから発泡スチロール球になり、糸の代わりに、縮緬や古布を木目込んでいくことが違うだけです。作る動機や背景はほぼ同じです。産業のない田舎で、母親たちが子供の成長や、米などの豊穣を祈りながら作った「手まり」。地域を元気にするため、楽しみながら活性化に寄与しようとする「えむかえ繭玉」。心はまったく同じです。